これからNFTを始める方へ

第1回では、NFTとは何?ということについて、ざっくり学びました。
今度は、始め方についてサクっと説明します。
思った以上に手順があり、参入障壁が高いです。
私がてこずったり、分かりにくいと思った部分を皆さんに分かりやすく順番にお伝えしていきますね。
これからNFTを始めるためのロードマップ

まずは、最初の壁。
仮想通貨(暗号資産)を持っていることが前提となります。
ほら、もうお手上げでしょ。
でも、安心してください。固定概念を捨てて、一つ一つ勉強するつもりで進めましょう。
前置きはともかく、早速口座開設したい方はこちらからどうぞ。
下記に大まかな流れを示します。
暗号資産取引所で口座開設(私の場合、コインチェックで開設)
初心者の方は、コインチェックなど国内大手で口座開設しておけば安心です。いきなりマイナーな取引所で口座開設するのは避けましょう。詐欺にあいます。海外は日本の金融庁の管轄外で、何かあっても保証はありません。完全自己責任です。
私は下記の理由から、コインチェックで開設しました。
理由
- アプリやWEBサイトが直感的で、初心者でも扱いやすい。
- 仮想通貨取引の手数料で最も大切なのは、取引手数料。Coincheckでは仮想通貨の売買取引で、その都度発生する取引手数料が無料!
- 仮想通貨の入出金手数料や送金手数料は、手続きの回数を減らす(まとめる)ことで節約可能。こまめにやるよりも、まとめた方がお得。
- 最低取引金額も500円からのため、初めて取引をする方でも気軽に始められる。
口座開設の手順は下記を参考にしてください。
MetaMaskでウォレットを作成する
MetaMask(メタマスク)とは、仮想通貨を入れるお財布とお考え下さい。
ウォレット(財布)とも言います。
取引所で買った暗号資産をウォレットに移すことにより、自由に通貨を使うことができるようになります。ウォレットに関しては、MetaMask一択(一番安心)と言われていますので、初心者は右に倣いましょう。GoogleCromeの拡張機能であり、信頼性抜群だからです。なお、メタマスクは必ず2個作りましょう。購入したNFTを保管しておくように1つ、ギブアウェイやイベントにサクサク使うように1つ、と。1つのお財布で、NFTを触ることは大変危険ですので、絶対にやめましょう。
「MetaMaskの作成」:⇦ MetaMaskの作成記事です。参考にしてください。
OpenSeaでアカウントを作成する
OpenSeaは、NFTを売買できる世界最大規模のサイトです。
アメリカのニューヨークを拠点としたNFTマーケットプレイスで、2017年12月からサービスを開始して、とてつもないスピードでマーケットが伸びています。
取引所は他にもたくさんありますが、初心者はOpenSea一択でOK(一番オーソドックスで初心者に有利、英語がメインだが日本語訳もあるので一安心)だと思います。
OpenSeaの使い方の解説記事も順次公開します。
OpenSeaのプラットフォームで出品は無料でできても、ガス代(手数料)を支払う必要があります。
初めの1回だけ手数料(価格はその都度、変動します)を支払えば、そのあとは「無料」でNFTを発行できます。また、出品した商品が売れた時の手数料(ガス代)は、販売価格の2.5%です。
「OpenSeaの作成」 :⇦ OpenSeaの作成記事です。参考にしてください。
MetaMaskにコインを送金する
①で開設したコインチェックで、イーサリアム(ETH)を購入します。
次に、購入したイーサリアム(ETH)をMetaMaskへ送金します。
仮想通貨はたくさんのコインが出てきましたが、
先ず初心者は、NFTでメインで使われているイーサリアムのETH(黒イーサ)とポリゴン(紫イーサ)を知っておけばOKです。通貨のマークは、黒い菱形がイーサ、紫の菱形はポリゴンです。
ちなみに投資に興味のある方は、ビットコインも面白いですよ。口座開設で無料でプレゼントするキャンペーンとかもあるのでチェックしてみてください。ビットコインなんて高くて買えないって思って勘違いしてらっしゃる方も見えますが、コインチェックでは500円から購入できます。
参考までに、記事を書いている時点(R4年2月20日18:50)でのレートは
刻々と変化しますので、参考程度です。コインチェックのアプリをスマフォにインストールしておけば、リアルタイムで相場の変動が見られますよ。
コインチェックでは、取り扱いの全ての仮想通貨が500円から取引可能です。
取り敢えず始めは、1,000円位を試しに送金してみましょう。これは、練習が必要です。いきなり大金を動かさないように注意してください。
「コインチェックからメタマスクへ暗号資産を送金」:⇦ステップ4で解説しています。
最初のNFTを売買する
ETHでの出品にはガス代(手数料)がかかります。最初の1回だけ支払えば後は無料です。例えば、1イーサ:約302,600円のレートだとすると、この時のガス代は約0.05イーサ(15,000円)くらいです。
これも、その時のレートによりますので参考までに。
一度ガス代を払えば、その後の出品でガス代は掛かりません。
15,000円ほどの出費は痛いですが、必要経費です。後から作品を売って回収する気概、将来のための勉強・経験のため、自己投資と考えてもいいのではないでしょうか。
この手数料問題を解決するために生まれた、Polygon(ポリゴン)という通貨もあります。イーサリアム(ETH)のサイドチェーンと呼ばれるものです。
【40代からのNFT 】第8回 NFTで必須!Polygonとは?⇦Polygon(ポリゴン)について
初心者が勉強の為に始めるなら、ほぼガス代のかからないPolygonから始めることはお勧めです。
「ガス代を安くするためのコツ」:coming soon m(__)m
銀行からコインチェックへの送金する際に手数料をかけない方法
今使っている銀行が住信SBIネット銀行、GMOあおぞらネット銀行でない場合、入金手数料がかかります。
私は、面倒でも新しく銀行口座を開設して、手数料を無くす方法を取りました。因みに、私は1の住信SBIネット銀行で口座開設しました。スマフォを使って、オンラインだけで口座開設をサクッと10分もあればできます。
【例、本人確認書類(免許証など)、写真撮影(本人確認書類、本人の顔写真数枚)】
因みに、手数料は
入金金額 | 入金手数料(コンビニ入金の場合) |
---|---|
3万円未満 | 770円 |
3万円以上30万円以下 | 1,018円 |
こんな感じです。少しでも手数料をかけないためには銀行口座をサクッと作るも良し。面倒であれば、上記手数料を支払って取り敢えず、コインチェックへ入金するも良し。お好みでどうぞ。
繰り返しですが、銀行口座はスマフォで10分もあれば簡単に作れますよ。
ただし銀行振込での入金の場合、取引口座に入金が反映されるまで時間がかかる場合あり。私の場合、夜の20時ごろ入金して、翌朝にはコインチェックに反映されていました。
また、取引口座への振込の都度銀行での振込手数料が発生するため、回数をまとめて入金すると良いでしょう。770円の手数料がかかりました。資金の計画を立て、なるべく回数を減らしましょう。
なお、銀行振込の際はコインチェックのユーザーIDが必要な場合がありますので、事前に準備をしておきましょう。私の場合は必要有りませんでした。
仮想通貨購入
銀行からコインチェックの口座に資金を入金する。
WEBサイトの左サイドバー ➡ ウォレット ➡ 日本円の入金
ここをクリックすると、振込先が書いてありますので、そちらへ入金してください。
①銀行振込、②コンビニ入金、③クイック入金の3種類ありますが、今回は手数料無料の銀行振り込みを活用しております。
自分の元々の銀行から、住信SBIネット銀行へ入金(手数料有り)
➡ コインチェックへ入金(手数料無料)。私の場合、初回で取り敢えず55,000円入金しました。
今回は、ここまで。次回は購入準備について解説します。
皆様にとって、有意義な人生でありますように。
Thank you for reading my article!
Have a good NFT-life!!(^_-)-☆
第1回【40代からのNFT】NFTって何?初心者に分かりやすく解説
第2回【40代からのNFT】初心者でも簡単に始められるように解説
第3回【40代からのNFT】購入準備を4ステップで解説(失敗談有り)
第4回【40代からのNFT】コインチェックで口座開設 5ステップで解説
第5回【40代からのNFT】メタマスク作成を図解で簡単に誰でもできるように解説
第6回【40代からのNFT】OpenSeaに登録してNFTの売買を経験してみる
ブロックチェーンの解説はこちら
第1回【ブロックチェーンを解説】非エンジニアでIT苦手、スマフォを人差し指でポチポチの文系中年おじさんでもわかるブロックチェーン
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